弊社が主催する「次世代連携フォーラム」開催内容より、現場の先生方にお役立ていただけるエッセンスをレポート形式でお届けします。今回は2025年2月の開催内容より、今求められる在宅医療連携についてのヒントを紹介します。
在宅医療の広がりとともに変化しつつある医療連携。本フォーラムでは特に、大規模病院をはじめとする急性期と在宅の連携に焦点をあてました。病院・在宅それぞれの立場から共通して提起されたのは情報共有に関する諸課題です。
ディスカッションではまず、なぜFAXを使わざるを得ないのかといった実務的な現状を整理。課題の生じる要因としては「見ている景色の違い」と表現された相互の医療機能の特性が取り上げられ、患者さんのために望まれるより良い情報共有の在り方と、それを可能とする人材育成に向けた意見交換が行われました。
・ゲストスピーチ①「在宅医療を経験する意義とキャリアパス」
・ゲストスピーチ②「在宅医療の視点から見る医療連携のリアルと取り組み」
・トークセッション「各々の視点から見える地域医療連携の問題とは」
桑原 聖和 (医師・JR東京総合病院 医長)
JR東京総合病院医長として呼吸器内科・総合診療科・緩和ケア科および同院の地域医療連携相談センター副センター長を兼任。医療法人社団ゆみのの非常勤医師として訪問診療にも従事している。
牧 賢郎(医師・一般社団法人誠創会 代表理事)
「ヒトに誠実に向き合い、コトに創造的に取り組む」と想いを込めた同法人の代表理事。2021年に渋谷区で設立したのち埼玉・千葉に展開し2024年には4施設へ急成長中したあさがおクリニック運営。
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