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2026.01.19 導入事例

【ON CALLインタビュー】医療法人社団 仁生堂 大村病院|複雑な連絡フローを一本化。「医療の質」向上と現場の負担軽減を同時に実現した舞台裏とは

今回ご紹介するのは、医療法人社団 仁生堂 大村病院にて事務長を務める佐藤 綺亮さん(以下、佐藤(綺)さん)同じく本部長の奥野 広教さん(以下、奥野さん)、そして在宅部門責任者の佐藤 哲郎さん(以下、佐藤(哲)さん)です。

大村病院様では、グループ病院としての組織力を活かしながら、地域医療の要として病院機能と在宅医療のシームレスな連携体制の構築に尽力されています。特に、今回取材をさせていただいた在宅部門は、院内スタッフの働き方改革と医療の質の向上を両立させるための体制整備に取り組んでいらっしゃいます。 今回のインタビューでは、在宅医療部門の強化策として導入いただいている弊社のオンコール代行サービス『ON CALL』について、導入に至る背景や、特別養護老人ホーム(特養)との連携強化といった具体的な成果、そして今後の展望について詳しくお伺いしました。

「3箇所経由」の複雑な連絡リレー。情報の不透明さが現場のストレスに

佐藤(哲)さん:

導入のきっかけでもある、24時間365日の構築が整っていなかったという部分が正直なところです。 院内ももちろんそうですし、対応される先生方への情報共有ルートなども、結構「人による」といったところがありました。何よりも、それが誰にとって不利益かというと、患者様にとって不利益というところだったので、今回病院としてしっかり取り組みたいなと考えました。

奥野さん:

導入前は、ファーストコールも往診も、それぞれ別の提携クリニックが担当し、患者様情報は自院看護師から提供というように、3箇所で連絡を受け継いで往診に行くような体制になっていました。 また、夜勤看護師が少ない中で、在宅担当ではない看護師が電話を取ることもありました。そうすると「(患者様の情報がなく)誰のことか分からない」という状況も起き、それが現場のストレスになっていました。

それを「ON CALL」が対応することによって、1箇所で受けて1箇所で走ってもらう形を作ることができました。また、情報共有も電子カルテでの対応になったことで、この辺りの導線が非常にスムーズになったと感じています。

決め手は「医療の質」。※往診ディレクター×医師の2名体制が選ばれた理由

佐藤(哲)さん:

 一番は「質」の部分です。※往診ディレクターと医師の二名体制で往診に行ってくれるところが惹かれるところかなと。 やはり日中帯の対応と、夜間土日祝日の医療の質って結構差が開きやすいかなと思っていて。

だからこそ、医療の質を担保する上でも、そこにはこだわりたいと考えました。 夜間であっても日中と変わらないクオリティで対応してもらえること、そして確実に報告が上がってくること。ここを担保できるのが「ON CALL」だと確信しました。

※往診ディレクター:ONCALL医師の往診に同行し、サポートを行うスタッフ。救急救命士や看護師で構成されており、全員が医療資格保有者。

特養契約が0件から2件へ。新規クリニックの立ち上げスピードも向上


ー導入後、数字として現れた変化はありますか?

佐藤(綺)さん:

ON CALLの導入前は特別養護老人ホーム(特養)の嘱託医は0件だったのですが、契約してからは2件のお引き合いをいただきました。そこの契約がスムーズにいったのも、ON CALLの存在が非常に大きかったですね。また、訪問診療の立ち上げもすごくスムーズかつ早くなりました。 とある病院では構想から訪問診療の開始まで2、3ヶ月で立ち上がってますからね。

佐藤(哲)さん:

本来なら、夜間・休日の体制構築は医療機関単独で行わなければならないのですが、困っていたところに営業担当の方から電話をいただきました。私たちの課題を聞いて「すぐに対応できます」と言っていただいた感じで(笑)。 導入して本当にすぐ対応していただけました。

マニュアル一辺倒ではない。病院ごとの運用に寄り添う「柔軟性」

佐藤(綺)さん:

かなり柔軟に対応していただいていると思います。こちらのやり方に寄り添ってくれるので、サポート体制は非常に充実しているなと感じました。

佐藤(哲)さん:

本当にフットワークが軽いですね。営業の方も含め、みんなすぐ動いてくださいます。 正直、少し無理な「わがまま」を言ってしまうこともあるんですが(笑)、そんな中で病院に合わせた対応をカスタマイズしてくれるというのは、普通はなかなか難しいことだと思うんです。

でも、医療機関ごとにしっかりと合わせてもらえているのがすごく有り難いですし、足元を見るような感じがなく、「本当に良くしよう」という想いが伝わってくるのがいいですね。

奥野さん:

以前、ON CALL主催のパートナーズサミット(顧客向けイベント)に参加させていただいたのですが、あの雰囲気もすごく良かったです。 多くの医療機関やクリニックの先生がいらっしゃいましたが、お客さんの院長や医師から信頼されているのを肌で感じました。 事業を拡大するフェーズにあっても、こうして「現場の声を聞こう」という場を設けられるのは、サービスの根幹をすごく理解されている証拠だなという印象を受けました。

佐藤(綺)さん・奥野さん:佐藤(哲)さん:

楽しみにしています!

佐藤(哲)さん:

「圧倒的に良くなった」と思ってます。 報告も結構詳細なところまで報告していただけますし、対応に困る部分に関しては、何かあった時には連絡いただいて、病院の方針に沿ったところで対応できているので、そこは職員からもすごく好評です。

自分たちが日中訪問診療している時間以外のところでの、「患者様が夜とか土日祝どうなっているんだろう」という不安が取り除かれたのが、何よりも精神的負荷の部分は落ちているのかなというのは思います。信頼して任せることができます。

奥野さん:

冒頭でもお話ししましたが、夜間の看護師さんからは「圧倒的に負担が減っている」という声があがっています。 以前は3箇所連絡を受け継いでいたのが、ON CALLが入ることによって受電から往診までが一か所で完結するようになり、導線がスムーズになりました。

また、情報共有も電子カルテでの対応になったことでスムーズになりました。在宅を担当している事務方も、往診結果がポータルサイトですぐに確認でき、院内への共有もスッキリ整理されました。以前は情報が散らばっていましたが、ON CALLを導入したことで、そこが「スッキリした」という印象を持っています。

期待するのは「日中スポット対応」。地域医療のインフラとして全国へ

佐藤(哲)さん:

基本的には本当に満足しているので、あとは対応エリアが広がったらいいなと思います。 あと、日中帯に関してもサービス拡張していただけると非常に有り難いです。医師が学会や体調不良でお休みになることもありスポットの医師に対応を依頼することがありますが、なかなか見つからなく苦慮することもあります。

そこをスポットで対応していただけるなら助かります。もちろん「患者さんの情報はくださいね」といった連携は必要だと思いますが、そういったところがしっかりあるのであれば、質にこだわっている企業なので多分対応できちゃうんじゃないかな、というのは思っています。

奥野さん:

スポットサービスはかなり刺さると思います。

自前で紹介会社さんに頼もうとすると、クオリティコントロールみたいなところでは正直、くじ引きみたいな感じになっちゃうので。ある程度クオリティが担保されているON CALLの医師が行ってくれるというのはかなり強いのかなと思うので、ぜひリリースいただければと思います。

佐藤(綺)さん・奥野さん・佐藤(哲)さん:

期待しています!

佐藤(綺)さん・奥野さん・佐藤(哲)さん:

自信をもって勧めたいですね。

佐藤(哲)さん:

本当に痒いところを見ている会社さんだなと思います。

佐藤(綺)さん:

それこそ、うちはグループ病院で全国にあるので、エリア拡大をしていただけたらグループ全体にすごく勧めやすいですね。 ぜひ仙台などの北の方から、九州などの南の方まで全国展開していただけたらと。

佐藤(綺)さん:

それはいいですね!ぜひ北から南までお願いします。

グループ外のところでいうと、ひとり院長のところとかですかね。あと非常勤で回してるようなクリニックさんとか。 非常勤のところとか、圧倒的にコスト落ちると思うんですよね。医師のリソースも限られてると思いますし、皆さん(医師や看護師、患者さん)のたになるサービスだと思います。

奥野さん:

あとは、近隣クリニックとの連携が難しいエリアなどでも、中立的な第三者としてON CALLが入ることで、地域医療が回りやすくなると思います。

佐藤(綺)さん・奥野さん・佐藤(哲)さん:

こちらこそ、よろしくお願いします!

写真左から、佐藤(綺)さん、看護主任の吉永大介さん、奥野さん、佐藤(哲)さん。
撮影時には吉永主任もわざわざ駆けつけてくださいました。ご協力ありがとうございました。

【編集後記】 単なる「業務のアウトソーシング」ではなく、医療の質を担保する「医療機関のパートナー」として信頼を寄せていただいている様子が印象的でした。 「24時間365日の体制構築」と「現場の負担軽減」を両立し、さらには特養契約の獲得や拠点展開といった「攻めの経営」にも貢献している本事例。多くの医療機関様にとって、今後の運営のヒントになるのではないでしょうか。

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